2歳児の仕上げみがき

こんにちは!

佐久市の歯医者 竹内歯科医院 院長の竹内勝泉です!

今回の”歯の豆知識”は、お子さんの仕上げみがき第2弾!

2歳前後からはじまる「イヤイヤ期」にどうしたら仕上げみがきができるのかです。

なぜこの時期のお子さんたちは仕上げみがきを嫌がるのでしょうか?

そのあたりから話を進めていきますね。

理由の一つとして、お子さんも成長し、いわゆる「自我」が芽生えてきたということが考えられます。仕上げみがきだけではなく何をするのもイヤ。

これは自分の意志をはっきり言えるようになってきたから。

そして自由な動きを制限されることを嫌がるようになります。生活のすべてが遊びですから、ずっと遊んでいたいという欲求を満たせなくなるのも理由になりますね。

そして仕上げみがきをする人の顔が必死で怖い、仕上げみがきが雑でほっぺや唇を強引にひっぱたり歯肉を歯ブラシで強くこすったりするのもイヤイヤの原因になります。

我慢ができないこの困難な時期にお子さんの行動を変えるには…歯みがきタイムを楽しいと思ってもらえるようにするしかありません。

方法1 楽しい動画や歌で楽しく!

楽しい雰囲気で仕上げみがきをしましょう。お子さんの好きな動画が見つかるといいですね。

方法2 いろいろな美味しい味の歯磨きペーストを使ってみる!

現在グレープ味やアップル味など様々な味のペーストが売られています。何種類か購入して「今日は何味にする?」と味を楽しんでもらうのもいいと思いますよ。

方法3 仕上げみがき係を交替で!

いつもお母さんがみがいているのなら、たまにはお父さんがみがいてみるのも一考。慣れていない分加減して優しくみがいてくれるかもしれません。実は意外にお父さんの仕上げみがきが好評という声を聞きます。普段忙しくてお子さんとスキンシップがあまりとれていないお父さんにとってはとても良い機会いなるではないでしょうか。

あっ、そのときはくれぐれも笑顔でお願いしますね。

番外編 無理そうなときはお休みOK!

歯みがきはとても大事です。でもとてもできるような状況ではないのであれば無理してやらなくてもOKです。1日お休みしても次の日にすぐむし歯になってしまうわけではありませんから。コンディションが最悪のときは仕方がないですね。ただし今日はもう無理という日は「明日は必ずやろうね」と約束して翌日しっかりみがいてあげてください。

イヤイヤ期はあまり思いつめずに少し気楽に、そしてお子さんにとって仕上げみがきは楽しいものだと思ってもらうよう工夫してみてくださいね。