こんにちは!
佐久市の歯医者 竹内歯科医院 院長の竹内勝泉です!
”歯の豆知識”ということで
今回は、歯の役割について♪
歯は親知らず(上下左右)を含めると32本です。
それぞれ名前がついていますが、大きく分けると
前歯 犬歯 小臼歯 大臼歯
の4つになります。
前歯は真ん中の4本(上下なら8本)
真ん中の歯を「中切歯」 その隣の歯を「側切歯」と言います。
犬歯は4本(上下左右1本づつ)
小臼歯は8本(上下左右2本づつ)
犬歯の奥の歯を「第一小臼歯」その奥の歯を「第二小臼歯」
大臼歯も8本(上下左右2本づつ)
第二小臼歯の奥の歯を「第一大臼歯」と言い、一般的には6歳頃生えてくるので「6歳臼歯」というとピンときますでしょうか。
さらにその奥の歯を「第二大臼歯」、この歯も12歳頃生えてくるので「12歳臼歯」とも言います。
そしての奥が親知らずと呼ばれる「第三大臼歯」です。この歯は出てくるスペースが足りないことが原因で生えてこないこともあります。またそもそも親知らずそのものが無い人もいます。
ではそれぞれの役割です。
まずは前歯
①見た目を左右しますね。前歯は第一印象でとても重要です。
②発音を左右します。前歯が無かったら空気が漏れてうまく話せなくなります。
③食べるときに嚙みちぎります(咬断と言います)。この行為は成長期にはとても重要です。
犬歯
①食いちぎります。
②奥歯を守ってくれます。奥歯は横に揺さぶられる動き(歯ぎしりなど)にとても弱いのです。なので歯ぎしりをするときなど下顎を横に動かすときに犬歯が当たり奥歯が当たらないというのが理想とされています。そして犬歯は根(歯根)がとても長いのです。
③矯正学的に歯並びの基準になります。
小臼歯
①前歯で食いちぎったものを粉砕します。
②前歯から奥歯への橋渡しを担います。
大臼歯
①小臼歯で粉砕されたものを臼磨運動によって磨り潰します。食べ物は食いちぎり、粉砕され、磨り潰し消化されやすい状態で体の中に入っていくのです。また噛むという行為で唾液がたくさん出ます。これもとても重要です。唾液については後日お伝えしますね。
②最も噛みしめることができる場所です。大臼歯が無いと力が入らないと言われていますね。
このように歯はそれぞれとても重要な役割を担ってくれているのです。
大切なご自分の歯を死ぬまで残していくことが私たちの願いであり使命なのです。
今後さらに佐久市及び佐久市周辺のみなさまの健康に貢献できるよう頑張っていきます。