こんにちは!
佐久市の歯医者 竹内歯科医院 院長の竹内勝泉です!
さる6月1日~2日 2日間の実習セミナーを受講してきました!
今回のテーマは「ダイレクトボンディング」
講師は世界的に活躍をされている埼玉県入間市の青島徹児先生
今回は特に前歯の治療に焦点を置いた内容です。
奥歯の治療については9月に受講予定。
そもそもダイレクトボンディングって何?って疑問に思われる方も多いかと思います。
簡単に言うと…
大きく欠けてしまった歯だったり歯と歯の間がすいてしまったりしたところを
直接レジンという硬い樹脂で治すというものなのです。
とても簡単だと感じるかもしれませんが実はとても奥が深いのです。
単純と思えるものも突き詰めていくと相当難しくなると思います。
前歯というのは見た目や機能においてとても重要です。
その人の印象にかなりの影響を与えますので
色調や形態に細部にまでこだわらなければなりません。
色には見え方があり
まわりの色に反射して見た感じも異なってきますし
明暗によってもかなり変わります。
また1本の歯でもそれぞれの場所で色調が異なります。
その歯の根元と先端とでも違うし中央と端でも違います。
さらには年によっても違ってきます。
形態も個人差がありますし、年齢によっても違ってきます。
そう考えるとかなり奥が深い内容というのがお分かりいただけたでしょうか(^_-)-☆
1日目は上記の内容を座学でかなり詳しく学びました。
2日目はいよいよ歯の模型を使っての実習です!
若年層を想定した歯牙と60歳代以降を想定した歯牙の2パターンを修復しました。
かなり細部にまでこだわって歯牙の修復を行います。
となると「弘法筆を選ばず」とは言えず
やはり器具にもこだわらないとよい修復は困難であると感じました。
ただこの治療法は材料も特別なものを使うので保険診療の対象とはならず
自費診療となります。
このテクニックを身に付けたことによって治療の幅が広がり
今後、地域の患者様にさらなる貢献ができると確信しました。
常に学び続け皆さまのお役に立てる歯医者でありたいと思う今日この頃です。