仕上げみがきは大事!

こんにちは!

佐久市の歯医者 竹内歯科医院 院長の竹内勝泉です!

今回の”歯の豆知識”は、お子さんの仕上げみがきについて考えてみたいと思います。

お子さんの仕上げみがきの時間が大変で苦痛に感じる親御さんもいらっしゃるのではないでしょうか。抵抗されたりお口を開けなかったり号泣されたり、てこずってしまうことがあると思います。

そこでお子さんの仕上げみがきができるようになるためにはどうしたらいいかをお伝えしていきます。

まずは歯が生え始めの時期

最初に生え始めるのが下の前歯です。だいたい生後8ヵ月前後に生えてきます。

この時から歯をみがいてあげてください。とはいえ赤ちゃんにとって最初の歯みがきは未知との遭遇ですから注意が必要です。

いきなりやろうとすると赤ちゃんはきっと「おいおい、いったい何をするんだ?」「手に持ってるその棒はなんだ?」というような感覚なのかもしれません。

赤ちゃんは、おもちゃやぬいぐるみなどをまずは触ってみたり、舌で舐めたりしゃぶったりします。そうすることでどういうものなのかを認識しているのです。なのでまずは歯ブラシについてもしっかり認識してもらうことが大切ですね。

ではどのようにしたらよいか

ステップ1 まずはスキンシップから!

お口の周りを指で触れたり、お口の中を見せてもらったりすると歯みがきのよいプレ導入になると思います。

ステップ2 歯ブラシをちょんちょんと触れる程度から!

いきなりお口に歯ブラシを入れるとビックリして次から嫌がられてしまうかもしれません。

ステップ3 遊び感覚でやさしく少しずつ!

歌を歌ったり音楽を流すなど楽しい雰囲気をつくるといいですね。そして赤ちゃんのご機嫌の良いときがいいですね。

ステップ4 興味を持ってもらう!

お父さんお母さんが楽しく歯みがきをするといいですね。お兄ちゃんやお姉ちゃんがいれば一緒に歯みがきをするとより効果的。歯みがきって楽しいものなんだって思わせることで興味も持ってもらいましょう。

離乳食が本格的に始まる前の赤ちゃんのお口の中は、歯を守る唾液がとても豊富で、食生活もまだ虫歯のリスクが低い時期なので少しずつ歯みがきをする準備をしていく感じでOKです。

この時期の注意点は、歯みがきが終わったら歯ブラシを赤ちゃんの手の届かないところにしまってください。興味を持って自分のお口の奥に入れたり、手に持ったまま転んだりすると大変危険です。

次回の「歯の豆知識」では2歳前後の仕上げみがきについてお伝えする予定です。

竹内歯科医院ではみなさまのお役に立てるようこのような有益な情報をどんどん発信していきます!